ネットワークエンジニアとしてのその仕事内容は、クライアントがどういったネットワーク環境を整備したり、あるいはその環境整備にどの程度費用が発生するのかについて、クライアント側からの要請で予算内でできることをプレゼンテーションすることが含まれます。
また、導入後のコストについてどの程度発生するのかを説明して納得してもらった上で、導入のための様々な設定を行うことが主な仕事内容となっています。

つまり、ただ単にクライアントのネットワーク環境を整備するだけではなく、それ以外にもコスト面での費用対効果も考慮しながらの作業を心がけていくことも重要な仕事内容となるわけです。

クライアントによってはそこまでネットワーク環境ばかりにコストをかけられないという問題もあって、費用対効果を重視するところも多くありますし、あるいは最低限の情報だけを掲載してほしいために、それほどネットワークについて重視していない場合もある他、逆に様々な注文や要望をインターネットで受け付けられるように体制を整えてほしいという要望がなされるケースもあるなど、クライアントによって様々な希望条件や要望を出してきます。

それらに的確に対処していくとともに、ネットワーク環境もそれに見合ったものを整えていくことが重要となってきます。特に環境整備とコスト面とで折り合いをどうつけていくのかが、やりがいや知識を増やすことにつながり、自分のスキルアップとして得られるメリットでもあります。
大小さまざまな規模の案件に多く携わる中で、上記の視点を忘れずに行動することで、将来のキャリアの幅も益々広がるといえるでしょう。